幻創群像劇
職業について
戦士
近接など物理戦闘を専門にした職。
剣士や騎士など様々に派生するが、総称して戦士に分類される。
剣や斧、槍、棍などの近接武器が中心。
弓やボウガンなどの遠距離武器もある。
技士
物を作ることを専門にした職。
総称して技士として分類される。
技工士
武器や防具に限らず、様々な物を作る職人。
得意不得意は特に無い為、全般的に手掛ける事も多い。
細工士
装飾品などの魔導媒体となる細やかな装備を作ることを専門にした職。
魔術に関する知識が無いと作れないものも多く、元術士の技士も多い。
鍛工士
金属を使った装備品を作ることを専門にした職。
鍛冶仕事の為、力仕事が多く、獣人などの種が多い。
木工士
弓や楽器などの木を使った道具を作ることを専門にした職。
木の扱いに長けた地属性の者や、珍しい音属性の者などの職人が多い。
機工士
機械や銃などの道具を作ることを専門にした職。
ただ、使う者に同様の知識が無いと扱うことが出来ないものが多く、作られた武器などは技工士間でしか基本的に出回らない。
術士
魔法や魔導など魔術を専門にした職。
一般的に魔術は魔法、魔導、癒術、奏術、従術の5つがある。
それを総称し魔術と呼び、魔力を使う職を総称して術士と分類される。
術の発動に関しては以下のようなものがある。
詠唱式
呪文の詠唱によって術を発動させる。
長い詠唱ほど術が安定するが、込めた魔力量に左右される。
また、詠唱の時間分行動が遅れがちになるが、他の式よりも成功率が上がる効果の為、
最初に魔導を使う際には書式と併用して行われる。
指示式
特定のモーションを行うことで術を発動させる。
魔術を行使する範囲や方向などを定める際に正確さが安定する。
陣式
魔方陣を描くことで術を発動させる。
地面や紙、布などに術式を描いたものを使うことで効力を安定させる効果を持つ。
書式
魔導書などの本を使って発動させる。
術式や効果を記した魔導書を媒体とすることで、自属性以外の属性を安定させる効果を持つ。
魔導書の作成は技工士が専門で行うことが多いが、魔力さえ込めれば誰でも使えることから人気が高く、多く流通している。
札式
術式を書いた札などを使って発動させる。平原と共和の国独特の文化でもある。
一枚毎に属性や効果など特定の術を書き込み魔力を込める事で発動する。
その為使い切りであるが、効果や威力を定めやすいという利点もある。
札の作成は技工士が専門で行うことが多く、魔力さえ込めれば誰でも使える。
術式は職ごとに異なる場合や他の技術が必要な場合もある。
攻撃魔法だけでなく、日常で使う程度の簡単なものもある。
魔術士
魔法を中心に扱う術士。
自身の持つ属性の魔力を使った魔法を使う。
主に単属性専門に扱っており、いわばその属性魔術のエキスパート。
魔導に関する知識もある場合が多い。
魔導士
魔導書を使い、自分の持つ属性以外の魔術を扱う術士。
ただし、自分の属性ごとに使える属性、使えない属性があるため、属性の把握や自身の属性以外の魔力利用の訓練などが必要である。
基本属性しか発動することはなく、特殊属性に関する魔導は無い。
癒術士
怪我や体力の回復を行える術士。
命属性の魔力に固有しており、属性を持たぬ者には扱えない。
治療や体力回復などは行えるが病気などに対しての効果は薄い。
奏術士
一時的に他の生き物の能力を補助したり妨害する術を扱う術士。
音属性の魔力に固有しており、属性を持たぬ者には扱えない。
音属性の魔力を乗せた演奏や歌によって、味方の防御力や攻撃力を一時的に上げたり、逆に敵の防御力や攻撃力を下げるなどして戦闘の補助を行う。
音という名ではあるが、厳密には魔力の影響による変化なので、聴覚が鈍いものにも効果を発揮する。
従術士
一時的に他の生き物の行動を支配する術を扱う術士。
力属性の魔力に固有しており、属性を持たぬ者には扱えない。
操れる範囲は限られており、自分の能力以上の相手には全く効果が無い。
また、人間と獣人は魔物種のみ、天使と悪魔は人種のみにしか効果を発揮できない。
ただ、人種に限り、一人につき一匹の魔物種と契約が可能である。
契約した魔物種を従者とよび、本来のステータス値が半減するが、人種と同じように振る舞うことが可能である。