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ギルドについて

ギルド

1つの目的をもって活動する国とは異なる団体。

国と同様に多数の中小ギルドがありますが、大規模ギルドは現在8つ。

大規模ギルドの拠点周辺は小さな街と化していることもあります。

 

護衛

要人警護や護衛を中心に請け負うギルド。騎士軍とも呼ばれる。

戦士や術士など幅広い職が所属しているが、その殆どが職を騎士と名乗り、任を受ける。

戦うというより、守る事に重きを置いており、規律に厳しい面もある。

ギルド本拠地は王を立てる国の南部に存在する。周辺環境は平原。

討伐ギルドと暗殺ギルドとは犬猿の仲。王を立てる国と繋がりが深い。

武勇を誇り、恥辱を反逆とする、盾を受け継ぐギルド。

 

かの王の為使い続けたこの力がもっと多くの為に使えるというならば。

今更ながらの可能性に驚きを隠せず、忠誠を誓った紋をただただ見つめた。

この行為が裏切りになるとは思えないが、それでも後ろめたさが拭えなかった。

 

討伐

魔物退治や狩猟を中心に請け負うギルド。討伐団とも呼ばれる。

戦士や術士など幅広い職が所属しているが、基本的にパーティーと呼ばれる3、4人のグループで行動をしている。所属者は冒険者とも呼ばれ、対魔物戦に関しては名が知れていることも多い。

魔物から剥ぎ取った素材などを交易することもあり、他のギルドとも関わりが深い。

ギルド本拠地は平原と共和の国の西方の島に存在する。周辺環境は平原。

護衛ギルドと暗殺ギルドとは犬猿の仲。癒術ギルドと交流が多い。

名誉を誇り、卑怯を反逆とする、腕輪を受け継ぐギルド。

 

難しいことは分からないけど、とにかく俺が頑張ればいいってことだろ?

なら簡単だ。でも流石に俺ひとりじゃ無理だし、あいつらにも手伝って貰わないとな!

それなら俺も安心してやってける。

 

商業

販売や流通を取り仕切るギルド。商店とも呼ばれる。

各地に店を持つ者、移動販売を専門にする者、様々な商人が所属している。

ギルドに所属することで、商品の仕入れ場所や生産者などのルートの共有を行う為、新人から玄人まで幅広い者が情報や商品などのやりとりをしている。

ギルド本拠地は商工の国北西の島。周辺環境は港。

技工ギルドや商工の国とはぎこちない関係。砂と交易の国との取引が多い。

真実を誇り、不正を反逆とする、秤を受け継ぐギルド。

 

金色、銀色、銅色。これと交換して笑顔になれるならば僕は店主として幸せ者だなぁ。

もっとたくさん大きくなれば、もっと便利になるのかな?

思い立ったらすぐ行動!それが僕の長所だから。

 

技工

道具の開発、生産を中心に請け負うギルド。工房とも呼ばれる。

作る事や開発に関しては得意だが、販売に関してはそれほど得意でない技工士が多く所属している。

良い品を嘘偽りなく提供するのが信条で、その為か量産よりオーダーメイド品の方が多いのも特徴。

その為、納得のいく物が出来るまでかなりの時間が掛かる事も多い。

ギルド本拠地は鉱山と火の国の南方の海岸。周辺環境は針葉林。

商業ギルドや商工の国とはぎこちない関係。鉱山と火の国との技術交流が多い。

誠実を誇り、欺瞞を反逆とする、鋏を受け継ぐギルド。

 

自分と作品達と、それだけ。そう、それだけで十分だった。

使われる相手を選んでも、変わらないならば尚更。

ただ作りあげた我が子に囲まれる、それの何が悪い。

 

魔術

魔法や魔導に関する術士を中心としたギルド。研究所や機関とも呼ばれる。

魔法、魔導の応用や新しい術の研究などを目的とし、依頼を請け負う。

冒険を中心に活動する術者、研究を中心に交易する術者など様々だが、総じて魔術に通じている。

ギルド本拠地は学問と湖の国の西方、海岸沿いに存在する。周辺環境は入り江。

学問と湖の国とは距離をとっている。癒術ギルドとは研究の意見交流の機会が多い。

謙譲を誇り、驕慢を反逆とする、本を受け継ぐギルド。

 

得た知識をどう使う?自分ならば、大事なあの人を喜ばせる為に使いたい。

優しいあの人が、ただ喜んでくれたのが何より嬉しくて。

それを忘れたくないだけなのかもしれないけど。

 

癒術

癒術や薬草を使った治療を目的としたギルド。癒療院とも呼ばれる。

癒術士だけでなく、薬草関係の技工士や魔術士なども所属しており、各地で傷を治して回っている。

また本拠地では病気などに関する研究も行っており、治療目的でギルドを訪ねる者もいる。

ギルド本拠地は平原の共和の国北方にある離れ島。周辺環境は草原。

基本的に隔てなく依頼を請け負う為、他ギルド国との関係の善し悪しは特に無い。

慈悲を誇り、軽蔑を反逆とする、ブローチを受け継ぐギルド。

 

治しても壊れて、直せず泣くばかり。

結局繰り返してばかりだけど、それでも諦めきれなくて。

全部とは言わないけれど、せめて私の手が届く範囲は。

 

従術

従術士を中心としたギルド。従者持ちの術士や主人を亡くした従者、従術見習いなどが多く所属し、人だけでなく、魔物との共存という目的のもと所属する術士のサポートをする。

また、主人探しが目的の人に化けた魔物種も紛れていることもあり、人と魔物の境が一番曖昧でもある。

ギルド本拠地は湿地帯の西側に何千年も自生する大木の空洞を利用したもの。周辺環境は森。

魔の森の国とは不干渉である。癒術ギルドへ魔物種の治療を頼むこともある。

献身を誇り、貪欲を反逆とする、長杖を受け継ぐギルド。

 

文化が嫌い。言葉が嫌い。伝統が嫌い。何より人が嫌いだった。

この子たちは何も悪くないのに、傷付くばかりで。

ならば私が居場所を作らなきゃ。ただそれだけ。

 

暗殺

対人に特化した戦闘ギルド。巣窟とも呼ばれる。

どんな人物が所属しているのか、どんな仕事を中心に請け負っているのかなどは基本不明だが、金を積んだ上で互いに納得すれば人殺しまで請け負うという話から暗殺ギルドと名がついている。

ギルド本拠地は不明だが、噂だと砂と交易の国付近の島にあると言われている。

護衛ギルドと討伐ギルドとは犬猿の仲。砂と交易の国と深い関係にある。

霊性を誇り、傲慢を反逆とする、ナイフを受け継ぐギルド。

 

こんな商売なんだ、私らだって客は選ぶ。

命ってのは、それだけで価値があるもんなんだから。

生きてりゃ使えるものをわざわざ壊す依頼してんだから、当然だろう?

 

ギルド以外の組織

 

旅団

各地を移動しながら暮らす集団。旅団員は増えたり減ったり、まちまち。

旅長と呼ばれる長が羅針盤で次の行先を決めるため、誰も知らない。

何かを探すような雰囲気があるが、実際は分かっておらず目的も明確でない。

ただ、流れゆくまま旅をしていく為、出会うことも稀である。

自由を守り、羅針盤を掲げし団体。

 

我らは自由だ。だからこそ何にも縛られぬ。

地にも、人にも、過去にも。だから今は何処へでも行ける。

かの地で得られなかった自由を、今ここで。

 

書庫

各地に存在するとされるが、どこにあるかあやふやな存在。様々な場所の扉と突然繋がることがあるとだけ分かっている。

司書と呼ばれる書庫に住む者もいるが、どういった基準で選ばれたのか不明である。

異様なまでに貯蔵された古い時代の本が並んでいる。

禁書と呼ばれる司書の長が守る閲覧禁止の本もあるようだが、司書の長が許可しない限り目に出来る事は無い。

それは書庫に所属する一般の司書ですら同様であるようだ。

基本的に扉で繋がるのは分館と呼ばれる禁書の無い場所が多いようだ。

本拠地は分かっていないが、どこかの地下堂のようだ。

継承を守り、鍵を掲げし団体。

 

昔々の事ばかり。けど、これも大事な世界の一部だから。

けれど繰り返さない為にも、我らは見極めねば。

禁書が禁書たる所以を知らぬなら尚更。

 

拝華院

各地に点在する修道院のような組織。孤児院のような院も一部ある。

所属する者は本来の名前の代わりに花や木など、植物に関する名前を持つことが多い。

この世を作ったとされる神を崇拝しており、ひっそりと布教しているという。

主に冒涜や蔑みを向ける者に対しては容赦無いことでも知られる。

本拠地は魔の森の国にある湖。白木蓮の巨木の下に聖堂が建てられている。

節制を守り、ランプを掲げし団体。

 

争いを起こした我らを、我らが神は救いになられた。

その為に我らが神は永き眠りにつかれた。

しかし、その穏やかな眠りを妨げてはならぬ。それが我らの罪なのだから。

 

 

 

 

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